日语阅读:东京爱情故事—部分脚本(10)
《东爱》脚本 第10回「約束」
やすらぎ
公園で三上と話す完治。完治は三上に言われる。お前は、関口といるときにやすらぎ
を感じていたんだなって。
そして、完治は三上に尋ねる。それは、もはや、終わっていることを表す言葉だった
。(第10回)
完治「なあ、お前どう思う。何でリカは俺を選んだんだ?」
(你怎么想?为什么利香会选择了我?)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二)
誰かがいないから
完治のところに訪ねてきた三上は、ハートスポーツの前でリカと会う。
予定を変えて、リカと飲みに行った三上の前で、リカは、完治とのことを話す。がん
ばったんだけれども、完治はドアを開けてはくれなかったって。
落ち込んでいるリカは、三上に言います。
リカ「誰もいないから寂(さび)しいわけじゃないから。
誰かがいないから寂しいんだから。」
(谁都不在时不一定会寂寞,只要某个人不在就会觉得寂寞了。)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二)
振ってあげる
日曜出勤しているリカのところに完治が来る。
リカは、何を言われるかすでにわかっている。
リカは、完治に話す時間を5秒だけあげるけれど、完治は何も言わない。
たまらなくなったリカは、自分から別れる話を切り出す。
完治の口からは、聞きたくなかったんだよね。最後の言葉.
(第10回)
リカ「どっちも言ってくれないんだね。いいよ、わかった。振ってあげる。
どうしてだろ、どうしてかな、顔が笑っちゃうよ。
泣ければいいのにね、こんな時.泣ければさ、ちゃんとさよならできるのにね
。 こんなんじゃハッピーエンドになっちゃうよ。」
(两个(喜欢和再见)你都不肯说是吗?没关系,我知道了。我把你甩了吧。怎么了,
为什么这种时候还在笑呢?如果能哭的话就好了。那才像个说再见的样子。像这样,好
像是个圆满的结局似的。)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二)
認めない
星空を見上げるリカ。それは、第1回で、完治と一緒に見たのと同じ夜空だった。
アパートに帰ると、そこには完治が待っていて、二人で話をする。
そして、完治は、別れ話を切り出す。
その言葉を、完治の口から聞きたくなかったリカは、反発する。
リカは、まだ完治が好きだから。(第10回)
リカ「そんなことないよ、別れる必要なんかないよ。まだやっていけるよ。
なんで諦(あきら)めるの?
(没那回事,我们还可以继续的,没有分开的必要。你为什么要放弃呢?)
完治「もう、これ以上」
(我不想继续)
リカ「嘘だよカンチ。 また嘘ついてる。」
(说谎,完治,你又在说谎)
完治「嘘なんかじゃない」
(不是说谎)
リカ「そんなの認めない。あたし別れない。絶対別れたりなんかしない」
(我不承认,我不要分手,绝对不要分手!)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二)
それだけの男……
日曜の夜、会議で使う書類を会社に忘れた完治は、ハートスポーツに行く。
出退者名簿を見ると、そこにはリカの名前があった。
リカは、ロス行きの準備のために、やりかけの仕事をかたずけていた。
そこで、リカは自分からさよならを言い、外に飛び出す。
リカのアパートの前で待っていた完治は、リカと外に行って、別れ話をきりだす。
だけど、リカはそれを認めなかった。
アパートに帰ってきた完治に、電話が鳴る。さとみだった。
完治は、今あったことをさとみに話す。
いつだって、何か話すときは、完治とさとみはペアである。
結局のところ、この二人が一緒にいることが自然なのかもしれない。
リカには悲しいことだけれども。
(第10回)
完治「リカと、今リカと別れてきた。 あいつ認めないって言ってるけど。
愛媛から東京に出てきて、俺、初めて会ったのがリカだった。
何もかも不安でしょうがなくて、俺、おどおどしててさ。
そんな俺に向かって、あいつ言ったんだ。何があるかわからないから
元気出るんじゃないって。
関口と三上のことで俺が落ち込んでいるときも、頑張れ、元気出せって、振ら
れたって、好きになった気持ちは無駄にはならないって。
いつも近くにいて、笑ってた。笑いかけてくれた。
なのに俺、愛媛行く約束も果たせなかった。
あいつがロス行くの止めなかった。俺、あいつ愛してなかったのかなあ。
あいつ頼りにして、甘えてたの俺の方だった。
俺は、多分、それだけの男だったんだ。 あいつを幸せにしてやることのでき
ない、ただ、それだけの……」
(利香…我刚刚跟利香分手了。虽然她说不承认。我从爱媛来到东京,第一个遇到的人就是利香。我对什么事都充满了不安,非常地不安。她对当时那样的我说,不知道将来会发生什么事,才会充满希望,不是吗?当我因为你和三上的事很难过时,她也鼓励我,要加油,打起精神。即使被甩了,喜欢的感觉是不会变的。她总是在我身边,笑着陪伴我,对我微笑。可是,我没有遵守带她去爱媛的约定。也没阻止她去洛杉矶。也许我根本就没爱过她,只是依赖她,对她撒娇。大概我就是这样的一个男人。不能带给她幸福,只是那样的男人)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二
結婚式場(長崎その1)
式の当日、三上が花嫁の控え室に一人でいる長崎のところにやってきた。
さらいに来たのだ。でも、断る長崎。
それは、本心からだったのか。(第10回)
長崎「あなたにはわからないかもしれないけど、こんな風にしか生きられない人間も
いるのよ。」
(三上你或许不能了解,有些人只能这样,照别人的意思去做。)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二)
今会わなきゃ……
リカが愛媛に行っているかもしれないと思った完治は、愛媛へ。
でも、その前にさとみのアパートに立ち寄った。(第10回)
完治「どうなるかわからない。けど、どうしても今会わなきゃいけないんだ。」
(不知道会变成什么样,但是,不管怎样我一定要见她。)
(「東京ラブストーリー」 第10回 脚本:坂元裕二
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