日语阅读:わくわく感
若い人やテレビに出ている人がよく使う言葉にわくわく感というのがあります。
「次に何が出てくるかいよいよわくわく感が高まってきますね。」
のように使っています。他にも擬態語??擬音語に類する副詞にこの「~感」を後につけて使っているようです。
「~感」は、接尾語的に他の語に付いて、そのような感じであることを表わす。(小学館「現代国語例解辞典」)。例をあげれば、期待感、不快感、充実感、存在感、使命感、安心感等々、また、「わくわく「副詞」」は喜び、期待などで心が落ち着かないで騒ぐさま。(同)と辞書には記してあります。
「康三郎は交通機関新時代の夜明けを胸がわくわくする思いで実感していた。」(高杉良「挑戦つきるときなし」)
このように従来「~感」は名詞に付く用例が多く、「わくわく」は副詞ですから、当然用言を修飾する用例が普通だったのです。
私はそれほどテレビを視る機会はありません。それゆえ、こういう使い方がいつ頃から始まったのかよく分かりませんが、この言葉を聞く度にあれっと思わずにはいられません。
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