日语文章阅读(十五),第1张

日语文章阅读(十五),第2张

9日午前11時2分、長崎市の「原子爆弾落下中心地」の碑の下から空を見上げた。太陽が目を射る。60年前のその時、地上約500メートルの所で原爆が炸裂(さくれつ)した。

  9日上午11点2分,站在长崎市「原子爆弾落下中心地」的纪念碑下仰望天空。阳光耀眼。60年前的这个时候,原子弹在地面上大约500米的地方爆炸。

  太陽が落ちてきたようなありさまを想像する。直後の映像や被爆した人たちの証言、原爆の資料館の展示などを念頭において周囲に目をこらし、また瞑目(めいもく)して考える。来るたびにそうするが、実際に何がどうなったのかを想像できたというところには、とうてい至らない。やはり、人間の想像をはるかに超えるおぞましい行為が人間によってなされた現場というしかないのか。

  念頭:心のうち。頭の中。「他人のことなど―にない」

  念頭に置?く:心にかける。常に考えている。「安全を―?いて作業をすすめる」

  我们想象一下太阳陨落般的情景。回想爆炸之后的影像资料,经受爆炸之苦的人们的证言及原爆馆展出的资料,我凝视四周又闭目冥思,但实际上我是无论如何也想象不出当时的情景。但是我们却只能说这是超乎人类想象的愚蠢行为所导致的现场。

  8日、爆心地から1キロ余りの所にある長崎大学の構内の慰霊碑の前で、花に水をやる女性がいた。今年で70歳という女性は、小学校5年の時に被爆した。爆心からやや離れた自宅に居たため生き延びたが、当時この地にあった兵器工場で働いていた父親を失った。「遺体も見つかりませんでした」。60年間、父は行方不明のままだ。

  8日,在距爆炸地1公里多的长崎大学校内的墓碑前,矗立着一位给花浇着水的女性。据说今年已经70岁了,原弹爆炸时她还是小学5年级学生。虽说当时她呆在离爆炸中心有些距离的家中而幸免遇难,但却失去了在此地兵工厂工作的父亲。“甚至连遗体也没有找到”。这60年来,其父一直下落不明。

  9日、爆心地近くの丘に立つ浦上天主堂で「被爆マリア像」が公開された。もとは大聖堂の祭壇に飾られていたが、あの日、わずかな側壁を残して建物が吹き飛んだ。後日、木の像の胸から上だけがみつかった。

  9日,在原爆地附近小山上的浦上天主堂公开了“原爆时的玛丽亚像”。此座雕像原本置于大圣堂的祭坛之上。爆炸之日,建筑物被毁只剩下只墙片瓦。数日之后,只找到了这座木像胸部以上的残骸。

  間近に見ると、ほおや髪が焦げている。眼球が抜け落ちた両の目は、黒くうつろで、底知れない二つの闇のようだ。

  うつろ:中がからで何もない?こと(さま)。がらんどう。うろ。

  近前观看,其(雕像)脸颊头发都已烧焦。眼球脱落的双目,就象两个无法探究的黑洞。

  いたましい姿だが、不思議な生命力を感じさせる。像の失われた部分は、長崎であり、広島ではないか。マリア像はその存在の証しであり、その記憶を未来に伝えようとしているように思われた。

  いたましい:見ていられないほどにかわいそうだ。痛々しい。

  一幅令人心痛的姿态,却又让人感知到一种不可思议的生命力。雕像失去的部分,不就是在长崎,广岛吗?玛丽亚像仿佛是要把这发生的一切作为一种证据,要把这种记忆永远的传递下去。

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