日语阅读:祖国統一の象徴の地

日语阅读:祖国統一の象徴の地,第1张

日语阅读:祖国統一の象徴の地,第2张

見通しが、あまり良くなさそうな街並みだ。イタリア北部の街トリノに降り立ち、駅前広場に出た時の印象だ。冬季五輪に向けた工事が進む駅周辺では、視野をさえぎる囲いがあちこちに巡らされていた。昨年秋のことである。

  道路的视野并不是太好。这是笔者在意大利北部的城市都灵下车后,走到车站前广场时的印象。去年秋天,为迎接冬奥会在车站一带进行的施工,搭建起许多阻碍视野的围墙。

  駅前のホテルで荷を解き、街を歩き始めると、最初の印象はすぐに崩れた。アーケードがまっすぐにのびている。交差する道も広く、かなり遠くまで見通せる。五輪向けの一時的な表情とは別に、街の素顔の方は、すっきりとしているようだった。

  笔者在车站前的饭店将行李卸下之后,到街上走走,最初的印象立时荡然无存。拱廊笔直地延伸着。交叉的街道也十分宽广,视野能够看到很远之处。这与为了准备冬奥会那暂时情况不同,街道素洁的面孔,看起来十分清爽。

  中世以降、諸州?諸都市が分立していたこの長靴形の半島に「イタリア王国」ができたのは、日本の幕末にあたる1861年のことだった。祖国の統一と解放をめざす運動の結果、トリノに最初の首都が置かれた。今は、フィアットなどの自動車産業や機械工業の中心地となっている。

  中世纪以后,“意大利王国”成立于各州。各城市分而治之的这个长靴形半岛上,是在日本幕府末期的1861年。以祖国统一和解放事业为目标的运动,最终使都灵成为这个国家的第一个首都。现在,这里成了菲亚特等汽车产业和机械工业的中心地。

  北イタリアに生まれたデ?アミーチスは、トリノの小学校を舞台にして「クオレ」を著した。トリノが長靴の上端近くにあるとするなら、靴先にあたる南のカラブリア地方から転校生がやってくる。

  生于北意大利生的De Amicis,以都灵为背景写了《Cuore》一书。书中说道如果说都灵位于长靴上端附近,那么有一天,从鞋尖南部的卡拉布力尔来了一名转校生。

  先生が言う。「カラブリアの子どもがトリノにきても、じぶんの家にいると同じ思いをし、また、トリノの子どもがカラブリアのレッジョへいっても、うちにいると同じ思いをすることができるために、わが国は五十年のあいだ戦いました」(前田晁訳?岩波少年文庫)。

  老师说道“我想,现在从卡拉布力尔来都灵的孩子,能够感觉是在自己家中一样,同样,都灵的孩子到卡拉布力尔也能感觉到如同回到了自己的家中。我们国家为了这一天,进行了整整50年的战争。(前田晁译。岩波少年文库)。

  今もなお、この国の北と南はなじんでいないと聞く。それぞれに、重い歴史を背負っているのだろう。祖国統一の象徴の地で、10日、20回目の冬季五輪が開幕する。

  据说直至今日,南北依旧不和。或许这是由于他们各自所肩负的沉重历史吧。2月10日,第20届冬奥会将于这个象征着祖国统一之地的城市开幕。

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