日语阅读:一日一言「タバコの値上げ
今年こそ禁煙する―こんな新年の誓いを毎年繰り返す人がいる。それほど禁煙は難しいらしい。
禁煙を後押しする最も効果的な方法は何か。それにはたばこの値上げ、それも今の倍近い一箱(二十本入り)五百円まで一気に上げるのがいいという。昨年暮れにこんな調査結果が発表された。
後押し(あとおし):援助,作后盾
禁煙広報センターが日本の喫煙者の年齢、性別分布に合わせ、喫煙者二千人について調べた。一箱の値段が「四百円なら禁煙する」と回答したのは四人に一人だが、五百円では二人に一人と一気に増える。六百円、七百円と高くしていっても禁煙者の増加率は数%ずつでそれほど増えない、という結果だった。
喫煙(きつえん):吸烟
分布(ぶんぷ):分布
今年七月からたばこが一本当たり一円値上げされ、一箱の値段は二十円上がる。主要商品は三百円程度になるが、この調査で「三百円ならやめる」と答えたのは4?3%しかなく、禁煙促進効果はあまりないようだ。
促進(そくしん):促进
もともと今回の値上げは、政府が財源確保のために取りやすいところから取るという側面が強いが、欧米と比べて高い日本の喫煙率は医療費増にも直結している。禁煙促進という健康政策から、たばこの税金を戦略的に設定してはどうか。
値上げで喫煙本数が減れば健康被害が減り、全体の医療費が下がる。本数が減っても一本当たりの税が高ければ税収は減らない。あまりに高くすると密造?密輸者が現れるかもしれない。同時に農家や小売店の転業支援を進める財源もいるだろう。
密造(みつぞう):法を犯してこっそりつくること。违法制造
密輸(みつゆ):法を犯してひそかに輸出入すること。走私。
転業(てんぎょう):转业,改行。
こうしたいくつかのポイントについてバランスのとれた価格が戦略的価格になる。一気に五百円にしろとは言わないが、一本一円が戦略に基づいた値上げとは思えない。
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