春を告げる「ザゼンソウ」が見頃に
群馬県富士見村(ふじみむら)ではこの地方に春を告げる「ザゼンソウ」が見頃(みごろ)となっています。
まるで春の到来を急(せ)かすかのように雪も残る中、地面(じめん)からむっくりと頭をもたげています。
花だけが土の上に出ていて、墨染(すみぞめ)の衣(ころも)を着て、座禅(ざぜん)を組む僧侶(そうりょ)の姿に似ていることから、この名前がつきました。
名前が知られている割にはその姿を見た人は少なく、訪れた人は珍しい花に見入(みい)ったり、カメラを向けたりしていました。
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