日语阅读:一日一言「賽の河原で子供が塔を作る」

日语阅读:一日一言「賽の河原で子供が塔を作る」,第1张

日语阅读:一日一言「賽の河原で子供が塔を作る」,第2张

三途の川の河原で子どもが石を積み、塔を作る。塔ができた途端、鬼がやってきて崩してしまう。子どもは泣きながら再び塔を作る。いくら繰り返しても、終わりが見えない。

  三途の川(さんずのかわ):仏語.死後七日目に渡るという、冥途にある川。

  河原:かわら

  塔:とう

  崩す:くずす

  「賽(さい)の河原という言葉が浮かびます」。長野に住む記者仲間からの年賀メールには、そんな言葉が添えられていた。雪下ろし、雪かきのために毎朝三十分の早起きを強いられる。かいてもかいてもまた積もる。愚痴をこぼしたくなるのも無理はない。

  賽(さい)の河原:死んだ子供が行く所といわれる冥途(めいど)の三途(さんず)の川の河原。ここで子供は父母の供養のために小石を積み上げて塔を作ろうとするが、絶えず鬼にくずされる。そこへ地蔵菩薩が現れて子供を救うという。

  雪下ろし:屋根の上に積もった雪をかき落とすこと。

  雪かき:除雪

  強いる:無理にやらせる。強制する。

  こぼす:不満や泣き言などを胸に収めておけないでつい人に言ってしまう。ぶつぶつ言って訴える。「愚痴を―?す」「仕事がつまらないと―?す」

  列島は日本海側を中心に、記録的な大雪に見舞われている。二メートルも三メートルも積もった地域では、雪下ろしどころか雪から家を掘り出さねばならない。一体どれほど大変な作業なのか。

  かといって逃げ出すこともできない。賽の河原と違って地蔵菩薩(ぼさつ)も救いには来てくれそうにない。その上、灯油や野菜の高騰が庶民の懐を脅かす。彼らにすれば、身も心も凍えそうな冬を過ごしているに違いない。

  地蔵菩薩(じぞうぼさつ):釈迦の入滅後から弥勒(みろく)仏が世に現れるまでの間、無仏の世に住み、六道の衆生(しゆじよう)を教え導くことを誓いとした菩薩.中国では唐末、日本では平安中期から盛んに信仰された。像は慈愛に満ちた円満柔和な僧形に作り、多くは右手に錫杖(しやくじよう)、左手に宝珠を持つ。

  高騰(こうとう)物価などがひどく上がること。

  懐(ふところ):持っている金。所持金。

  凍える:こごえる

  そういう香川でも積雪はたまにある。高松での観測は一九八四年一月三十一日。翌日の本紙は「白魔、讃岐路を直撃」と大見出しを打ち、県庁職員の三分の一が欠勤し、丸亀町商店街の八割がシャッターを閉めたままだったと混乱の様子を伝えた。

  白魔(はくま):恐ろしい被害をもたらす大雪を魔物にたとえた語.「北日本一円が―に襲われる」

  讃岐路(さぬきろ):地名

  シャッター:防犯?防火などのため窓や入り口に取り付ける金属製の巻き上げ式の扉。

  この時の積雪でさえ二十センチ程度。今回の豪雪とは文字通り、けたが違う。豪雪地帯の人にすれば「そんな程度で白魔なんて大げさな」としかられそうな数字だが、渇水ならいざ知らず、讃岐人は大雪や大雨には滅法弱いのだから仕方がない。

  豪雪:ごうせつ

  けたが違う:格段の差がある。比べものにならない。

  いざ知らず:〕…はどうだかわからないが。…はともかくとして。

  「子供なら―、大学生がそんなことも知らないなんて」

  滅法弱い:[待释]

  今朝の県内は、雪が積もったり道路が凍結したりしている場所があるかもしれない。寒波はまだ続く。外出時には足もとと風邪に十分に注意したい。

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