日本语惯用语辞典【あく~あさ】
·あくどい
1.色や味、やり方などが諄くて嫌な感じである。類:●諄(くど)い。●どぎつい。
2.やり方が度を越していて質(たち)が悪い。悪辣(あくらつ)である。例:「あくどいやり口」。
★「あく」は灰汁(あく)の意、「どい」は接尾語.あくが強い、の意。
·握髪吐哺(あくはつとほ)
為政者の、賢者を求める気持ちが強いこと。賢者の到来の折、待たせることなく直ぐ会うこと。
類:●吐哺握髪。●握髪。
·悪は延べよ(あくはのべよ)
悪いと思うことは、すぐ止(や)めないにしても、一応延期しなさい。そうすれば事情がやがて変化して、やらなくても済むようになる。
反:●善は急げ。
·欠伸を噛み殺す(あくびをかみころす)
あくびが出そうなき、無理に押さえる。
類:●欠伸を押さえる。
·胡座を掻く(あぐらをかく)
その立場や状態にあって良い気になっている。図々しく構える。
類:●居座る。
·明くる今日(あくるきょう)
その日の次の日である今日。明くる日に当たる今日。
·揚げ足取り(あげあしとり)
相手の言い間違いや言葉尻を捕らえ、詰(なじ)ったり責めたりすること。また、その人。
·揚げ足を打つ(あげあしをうつ)
一方の足を他方の足の上に乗せて、腰掛けたり、胡座をかく。くつろいだしぐさ。
·揚げ足を取る(あげあしをとる)
相手の言い間違いや言葉尻を捕らえ、詰(なじ)ったり責めたりすること。
類:●言葉尻を捕らえる。
·揚げ煙管(あげぎせる)
キセルの雁首を上に向けて持つこと。得意になって、ゆったりと構える様子。
類:●脂(やに)さがり。
·挙句の果て(あげくのはて)
最後の最後。
類:●とどのつまり。●終局。
★(挙句は「揚げ句」とも書き?連歌や俳句の終わりの二句をいい、「果て」も、同じく終わりを意味するところから)
·上げ下げを取る(あげさげをとる)
相手に巧く調子を合わせて始末する。
·上げ膳(あげぜん)
自分からは何もしないで、居たまま、食膳を供されること。
★(元来、膳を下げることをいったものと考えられるが、「上げ膳据え膳」と重ねたことから「据え膳」と同義に用いられるようになったものか)
·明智が天下(あけちがてんか)
短い期間だけ権力や地位を得る。転じて、期間や時間が短いこと。
類:●三日天下。
★(天正10年6月、明智光秀が主君織田信長を殺し、天下に覇をとなえたが、わずか十余日間で羽柴秀吉に滅ぼされた故事から)
·上げつ下ろしつ
煽(おだ)てたり扱(こ)き下ろしたりする。主に、人を説得しようとしているときなどに用いる。
類:●上げたり下げたり。●誉めたり貶したり。●脅したりすかすしたり。
·揚げ壺を食う(あげつぼをくう)
騙(だま)される。詐欺に遭(あ)う。
★(揚げ壺=賽(さい)を使う丁半賭博で、壺の開閉に使う不正手段)
·開けて悔しき玉手箱(あげてくやしきたまてばこ)[=浦島の子]
期待外れの結果になって失望する。
·明けても暮れても(あけてもくれても)
毎日毎日。明け暮れ。
·朱に染む(あけにそむ)
赤く染める。辺りを血で染める。血塗れ。
類:●朱になる。
·朱の涙(あけのなみだ)
血の涙。涙が出尽くすと血が出ると言われるところから出た言葉で?酷く悲しんで泣く様子をいう。
★主に?女性の涙の形容に使う。
·明けの春
年の初めを祝っていう。今朝の春。
類:●今朝の春。●新春。
·朱を奪う紫(あけをうばうむらさき)
間色である紫色が正色である朱色にとってかわる。悪に侵されて、正が失われることのたとえ。
·顎が落ちる(あごがおちる)
1.非常に味が良い。おとがいが落ちる。
2.大笑いすること。
類:●頬っぺたが落ちる。
·顎が外れる(あごがはずれる)
大いに笑う。
·顎が干上がる(あごがひあがる)
生計を立てる手段を失って食えなくなる。生活に困る。
類:●口が干上がる。●飯が食えなくなる。●暮らしが立たなくなる。
·顎から先に生まれる(あごからさきにうまれる)
おしゃべりな人や口ばかり達者な人をあざけっていう。
類:●あごたから先に生まれる。●口から先に生まれる。●顎高い。
·阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)
隠し事も度重なると人に知られるようになる。
·顎で使う(あごでつかう)[=の先で使う]
高慢な態度で人を使う。
類:●おとがいで人を使う。
·顎で蠅を追う(あごではえをおう)
手で蠅を追うこともできないほど力の衰えた状態.
★特に、腎虚(じんきょ)で精力消耗した者にいう。参考:腎虚 漢方の病名で、腎水(精液)が涸渇し、身体が衰弱すること。
·顎を出す(あごをだす)
疲れのため、腰が引け顎が出る格好になる。疲れ切った様子。
類:●疲労困憊(ひろうこんぱい)。
·顎を撫でる(あごをなでる)
得意な様子を表わすしぐさ。
·顎を外す(あごをはずす)
大笑いする。
類:●顎が外れる。●おとがいを解く。
·朝顔の花一時(あさがおのひととき)
朝顔の花が開いているのは早朝のほんの一頻りで、あっけなく萎んでしまうことから、儚(はかな)いことの喩え。
類:●朝顔の露。●朝顔は晦朔(かいさく)を知らず。●槿花(きんか)一日の栄。●槿花一朝。
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