日本语惯用语辞典【いう~いか】
·言う口の下から(いうくちのしたから)
言った途端。
類:●言う傍から。●言う下から。●舌の根も乾かぬうちに。
·言うことなし(いうことなし)
申し分がない。
類:●文句なし。
·言うなれば(いうなれば)
言ってみるなら。いわば。
·言うに言われず(いうにいわれず)[=ない]
1.言葉では巧く表現できない。言いようがない。例:「言うに言われない面白み」
2.話すと具合の悪い事情があったりして、言いたくても、言うことができない。
·言うに落ちず語るに落ちる(いうにおちずかたるにおちる) そのことを口では言っていないけれど、自然とその言葉の裏に語られている。類:●問うに落ちず語るに落つ。
·言うに及ばず(いうにおよばず)
1.特に述べ立てる必要はない。言うまでもない。
2.言葉ではうまく言い表わせない。類:●言う限りにあらず。●言うまでもない。●言うも愚か。●言えば更なり。
·家売れば釘の価(いえうればくぎのあたい)[=縄(なわ)の~]
大枚を使って手に入れた家屋も、売る時には釘(縄)に掛かった費用程度の値段でしか売れない。
·家給し人足る(いえきゅうしひとたる)
全ての家も人も豊かで生活に困らないこと。天下が太平で、民が安心して生活している様子。出典:「淮南子-人間訓」
·家高(いえたか)
家の格式が高いこと。また、そのような家柄。
類:●名門.●名家。●家(いえ)高し。
·家徒四壁(いえただしへき)
家にはただ四方の壁が立っているのみで、他に何もない。酷く貧しい家のこと。
類:●居徒四壁(きょただしへき)。
·家に諫むる子あればその家必ず正し(いえをいさむるこあればそのいえかならずただし)
父が不義を企てても、いさめる子があれば、その家は安泰である。
·家に杖突く(いえにつえつく)
家の中で杖を突く年齢という意味で、50歳のこと。
·家の風(いえのかぜ)
1.代々、家に伝えて来た流儀、伝統.また、家の威風.
類:●家風(いえかぜ)。
·家の乱れは女から(いえのみだれはおんなから)
家庭の乱れは女性が原因で起こることが多い。主人の女性関係や、主婦の軽はずみな行動などを指して言う。
·家は弱かれ主は強かれ(いえはよわかれぬしはつよかれ)
家屋は弱くても良いが、主人はしっかりしていなくては駄目だ。
·家貧しくして孝子顕わる(いえまずしくてこうしあらわる)[=孝を顕わす]
家が貧乏だと、孝行な子の善行がはっきり人に知られるものだということ。逆境に陥ったとき、誠実な人間が表面に現れるものだ。
·家持ちより金持ち(いえもちよりかねもち)
高い金額を使って家を購入して持ち家に住むよりは、借家に住もうとも金持ちでいた方が気楽である。
★一説に、家作を持つより、現金を運用した方が有利であるの意とする。
·家を傾ける(いえをかたむける)
家の財産を使い果たす。身代を潰す。類:●家を潰す。●家を破る。●家崩し。
·家を破る鼠は家から出る(いえをやぶるねずみはいえからでる)
家や国家を破滅させる者は、外部から来るのでなく、内部から出るものだという喩え。
·庵さす(いおりさす)
庵を作って住むこと。類:●いおさす。
·如何わしい(いかがわしい)
1.疑わしい。信用できない。
2.宜(よろし)しくない。怪しげであること。①下品である。卑猥(ひわい)である。類:●いがぐり。●いがあたま。●坊主頭.
·鋳掛け屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう)
鋳掛屋の天秤棒は普通の天秤棒より長く、棒の端が荷より先に長く出るところから、出しゃ張り者のこと。また、出過ぎた行ない。
·生かさず殺さず(いかさずころさず)
積極的に生かそうともしないし殺しもしない·という意味で·中途半端な状態において苦しめる。やっと生きてゆける程度の苛酷な状態に置いておくこと。
類:●生(なま)殺し。●生けず殺さず。
·如何様(いかさま)
1.状態、方法などについて、疑問である。どんなものか。どんな風(ふう)。
2.相手の意見に同意して、感動的に応答する言葉.如何にも。その通り。正に。なるほど。ご尤も。
3.いかにも本当らしく見せ掛けたもの。似せたもの。類:●いんちき。●ぺてん。
·如何様師(いかさまし)
贋物を作ったり売ったりする者。また、詐欺やいんちき賭博を常習とする者。
類:●詐欺師。●いかもの師。
·嫁かず後家(いかずごけ)·不嫁後家 婚約者と死に別れ、または生き別れて、未亡人同様に暮らしている女。また、婚期を失い独身で過ごす女。
·如何にせん(いかにせん)[=如何せん(いかんせん)]
1.為すべき手段を躊躇(ためら)い、困っている様子。どうしよう。どんなにしたら良かろうか。
2.嘆き、諦(あきら)める気持。どうしようもない。仕方がない。
·烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
「亀の甲」の誤用、または洒落。年功は積めば積むだけ価値がある。年長者の経験は重んじなければならない。
類:●亀の甲より年の功。
·歪みの物取る大盗人(いがみのものとるおおぬすっと)
悪漢の物を盗み取る大盗人という意味で、悪人にも、上には上があるということ。
類:●盗人の上前を取る。
·偽物食い(いかものぐい)
1.普通の人の食べないようなものを好んで食べる、または、わざと食べること。また、そういう人。
2.普通の人が相手にしないような女を愛すること。また、そういう人。3.普通の人と違った趣味、または嗜好を持つこと。類:●悪食(あくじき)。●下手物(げてもの)食い。
·怒りを移す
立腹して、他の関係のないものにまで当たり散らす。類:●八つ当たりする。●当り散らす。
·錨を下ろす(いかりをおろす)
1.船舶を港などに繋ぎ止めるために錨を水中に降ろす。類:●係船する。●停泊する。●ふながかりする。
2.比喩的に、そこにゆっくりと腰を落ち着ける。類:●尻を据える。●御輿(みこし)を据える。●根を生やす。●居続ける。
·怒りを買う(いかりをかう)
怒られる。相手を怒らせてしまった要因がこちら側にある場合。
·いかれぽんち
軽薄で頭の悪い男のこと。腑抜けな男や不良っぽい男に言うこともある。
·いかん通(いかんつう)
自称「通人」のこと。
類:●半可通。
★安永(1772-81)頃の流行語.
·遺憾ながら(いかんながら)
会話の冒頭に言って、残り惜しさや同情の気持ちを示す言葉.残念ではあるが。また、気の毒ではあるが。例:「遺憾ながら欠席」
·遺憾なく(いかんなく)
1.心残りになることなく。残念とは思わないで。例:「遺憾なく割愛する」
2.十分に。全部。洩れるところなく。例:「実力を遺憾なく発揮する」
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